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 さんまのまんま

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さ・・・さんまさん
成・・・ナリ

インターホンを鳴らして覗き穴から覗いてるナリ。
成「こんばんは」
ドアを開けるさんまさん。
さ「あ、こんばんは。あ、着物で」
成「お邪魔します」と言って、玄関に入って草履を脱いでスリッパを履くナリ。
さ「どうぞどうぞ。着物で」
成「はい」
この日のナリは着物姿で登場です。
さ「どうぞどうぞ」とナリをソファに座るよう手招きをするさんまさん。
成「お邪魔します」
さ「着物、なんか理由があんでしょうね、恐らくねぇ」


CM

成「お菓子、ちょっと作ってみようかなっと思って。お菓子が大好きで」
さ「へぇ〜〜〜」
成「ちょっとお菓子作ってみようかなと思ってプロデュースしてみました」
さ「はぁ〜お菓子を作ってまで」
ナリ「じゃ〜ん」と言って成宮ロールを紙袋から取り出す。
さ「ほぉ〜」
成「ロールケーキをね作ったんです」
さ「あ、ロールケーキあの関西人にロールケーキ食べさせたら、ちょっと冒険やで〜」
成「ほんとすか?」とちょっとやべ〜不安!みたいな表情をするナリ。
さ「関西で上手いのがすっごいあんのよ。関西のロールケーキ、神戸とかぁ」
成「こっちのがぁ百倍うまい!!」
さ「百倍うまい(笑)」
成「百倍うまい」

さ「へ〜うぉうぉうぉ〜」
成「結構、生地とかも自分で選んで」
さ「切るものいるよねぇ一応」
と言ってキッチンで切るモノを探すさんまさん。
成「あっ」
さ「これ?」
成「あっ(笑)。それパンじゃないですか、パン切り。普通の」
さ「これ?」
成「そっちで」
さ「これでえぇの」
成「はい」
さ「これはあかんの?」
成「それは多分切れないですよ」
さ「これバターナイフか」
・・・マジ顔で言ってるさんまさん、笑えます。
さ「こんなことあんまりやった事ないからわからへん」と言ってナリの元へ戻ろうとすると、いま置いたバターナイフがちゃんと納まってなかったのが気になって直しに行くさんまさん。
成「(笑)」
さ「こういうの意外と気になるんす」
成「几帳面なんですね」
さ「意外と、意外なところ几帳面。え〜後は几帳面じゃないんすけど、意外なとこ几帳面なの」

さんまさんに預かったナイフで成宮ロールを切るナリ。
成「キレイに切れない」
切った成宮ロールをさんまさんのお皿に盛るナリ。
さ「あっ可愛らしい」
成「で、あとこれチョコレートソースを」
さ「ロールケーキの上にまだチョコレートソースをかけるの?」
成「そうです。だから甘くあんま作ってないんです」
さ「えっなんでそんな趣味を始めたんそれ〜」

そしてそのチョコソースをかける二人。
さ「あぁちょっと食べてみよ。え、それで口出してるわけ?要するに」
成「そうなんです」
さ「こういう味にしてくれ、とか」
そして食すさんまさん。
さ「ふ〜ん」
成「(笑)」
さ「ん〜関西人がえ〜ロールケーキ食べて唸らしたね〜」
成「ホントですか?」
さ「あん」

”ほ〜”と観客席からも声と拍手が。
さ「いちごぉ。いやこれなぁ、それじゃ、贅沢!これイチゴも入ってるやろ」
成「そうなんです。イチゴを、あのベリージャムみたいなのを周りに入れて、ココアの、それでアズキが入ってるんですよ」
さ「なぁ」
成「クリームに」
さ「はぁ〜変なご趣味持つねんなぁ。ほいで何?他にも作ってるん?ロールケーキ以外」
成「あと洋服とかもやってみたいなと」
さ「た、食べ、食べもんちゃうの?それ」
成「食べもんじゃないです」
さ「洋服?」
成「洋服とか、あとは」
さ「ブランド、成宮ブランド?」
成「あ、これ成宮ロールって言うんです」
さ「えっ?」
成「成宮ロールって言うんです」
さ「はぁ。そいな内のあのぉ吉本のタムケンと変わらへんね〜。抹茶ぁクッキーとか言うとるでアイツ。抹茶ぁ〜。クッキーとか言うて売り出しとるよ」
成「はい(笑)」
さ「これ成宮ぁなんて言うの?」
成「ロール」
さ「成宮ロール。はぁ、だっ、でも、どっか妥協してるわけでしょ?」
成「いや、してません!」
さ「ウソ。カッコイイ」
成「(笑)」
さ「いやいや妥協ナシのもの、出せるってすごいやんか」
成「そうなんです。なんかねココの金粉、これ金粉なんですけど、金粉て今すごい高いらしいんですよ」
さ「高いよ」
成「で、それをちょっと無理矢理お願いして、あのかけさしてもらったりとか、ちょっとこう」
さ「金粉入れてくれと、どうしても」
成「そう、で、それで、この着物今日着てるのは、これの(成宮ロール)あのぉ、あれなんです、あのぉ公告っていうか何て言うか」
さ「あ、要するにあのぉ、これのパッケージのえ〜に付くような説明書とかに、え〜出る写真を着物にしてるんだ」
成「そうなんです」
さ「だから金粉振ったから和風に仕上げてるわけでしょ?要するに」
成「そうです。元々これがこのお店が和風、あの京都の老舗の和菓子屋さんなんですよ」
ナリが先ほど差し出した成宮ロールの説明書のようなものを見て・・・
さ「え〜丸の内店。え〜っ、とルミネ大宮店」
成「はい」
さ「が、売ってるわ」
成「はい」
さ「へ〜」

老眼で見にくそうに・・・
さ「11月14日から2月の14日まで」
成「(笑)ありがとうございます」
さ「お前が言えこれアホ〜」
と言って、ナリのその説明書らしきものをつき返す。
成「さんまさん、めちゃめちゃこう、こうなってましたよ」と言ってそのつき返された説明書をさんまさんが読んでた時、目を細めて読んでたのをマネするナリ。
さ「当たり前や52歳やお前、老眼。老眼を苦労しちゃってんのにお前」
成「ありがとうございます(笑)」
さ「ありがとうございますとはどういうことやねんお前」
成「すいません(笑)」
さ「おれお姉ちゃんか?」
成「すいません(笑)」
さ「(一人芝居)ねぇねぇ何メール見て笑ってんの?違うねん、見てんねん」
と言って目を細めてるのが笑っているように見える。
成「ははっははははは」
さ「あれが一番ショックやで。面白そうなメールね。違うっちゅうて」
成「メールとかするんですか?」
さ「もう俺メールで52歳ではいちばん上手いと思う」
成「へ〜〜っ」
さ「お〜多分。あのぉ〜絵文字どころか、いいデコメがあると全部、え〜自分の携帯にもう保存するし」
成「デコメってなんですか?」
さ「えっ?」
成「デコメってなんすか?」
さ「えっ?」
成「デコメ?」
さんまさんが52歳で一番メールが上手いと言ったときにも観客席から「え〜っ」って声があがったけど、ナリのデコメって何?発言にも「え〜っ」って声があがりナリが観客席の人たちに
成「えっ、普通ですか?」
さ「おいデコメ知らんの?」
成「デコメって何?何?」
さ「えっ?(笑)」
成「いや、ホントホントホントわかんないです」
さんまさん、ビックリして、笑いながらソファに顔をうずめる。
成「えっ、それ笑いどころですか?」
さ「笑い」
成「笑いどころ?」
さ「笑いどころ過ぎてる」
成「ホントですか?」
さ「お前なに言うてるの?デコメぇやない!お前メールはするやろ?」
成「します。ギリギリ」
さ「あ、キライなのか?」
成「キライなんすよぉ」
さ「たまにそういうヤツおるおる。あ、へ〜ほんだら絵文字はわかんのかい?絵文字は」
成「絵文字は解かります。絵文字は」
さ「それは入れんの?」
成「入れます」
さ「それは入れるんやな」
成「入れます」
さ「それ、もうひとつ頑張ってみよう」
成「はい(笑)」
さ「ほでお前ほな、入ってないのか?そういうなんか絵のヤツとかの登録」
成「してないです」
さ「待受画面お前なにしてんの?待受画面、携帯の」
成「普通です。あの」
さ「時計か?」
成「カレンダー」
さ「カレンダーか」
成「はい」
さ「ダッサ〜い」

成「あれ?」
さ「成宮おまえもう出て行って日本から〜」

さ「成宮ダサ〜い」
成「そうですよね。。。」
さ「ほうや、俺の周りでも待受画面、携帯あの電話とかカレンダーにしてんのは松尾伴内しかいないよお前」
成「(笑)」
さ「で、便利でございますから〜とか言うて」
成「便利でございますから、ホントに(笑)今日何曜日だっけ?とか、わかんなくなっちゃうんですよ普通」
さ「は〜っ(あの独特の引き)ちゃうやんけ、待受画面をなんか写真とか、他の画にしても上に出るやないか、時間とあの〜あれは日付は」
成「でもなんかそのカレンダーがすごく落ち着くんですよ(笑)」
さ「(笑)」
成「手帳を最近持たなくなっちゃったんで。なんかこう楽なんです」
さ「お前聞け、俺な、携帯の上っ面、自分で作ってんねど」
成「マジですか?」
さ「ほ〜。好きなピンバッヂ貼って、自分の好きな言葉書いて、あ〜英語でね、で裏はあのわざわざ、あの電池パックあるやろ?」
成「はいはい」
さ「あれをはがして、テレフォンカードのラムちゃん切って貼ってある」
成「(笑)」
さ「すんごい可愛いの」
成「さんまさん忙しいと思ったら暇なんですね(笑)」
さ「あの夜中起きてるやんか」
成「あ、そっかそっか(笑)」
さ「俺は人よりも」
成「そうですよね(笑)」
さ「ほぉ。起きてると、ま、本読んだりDVD見たり、ま勉強みたいなことをした後、寝られないと、さぁどうしようってなんのよ。でほんだら、そういうの作り出すともう、もう朝7時や、カラスが鳴いたり、なんかしてるんですよ」
成「寝ない?寝ないんですか?」
さ「だから7時8時に寝てんの大体」
成「へ〜」
さ「朝のね、皆さんがお出かけするころにやっと寝て、昼ぐらいに起きるんですよ。え〜。だからそれまで、ず〜っとそんなん作ったり、あの部屋の中を何か貼ろうとしたり、え〜。この玄関にゴミ箱があるから、これはゴミ箱はイヤやから、て言うて、え〜色んなモノを貼ったりとか、あのぉあれで、あれ何と言うの?あのぉ」
成「マニキュア」
さ「マニキュアで字を書いたり」
成「結構、アーティストじゃないですか」
さ「それをトップコート張る。お前らシール貼ったらトップコートってあのマニキュア上に塗るやつよ・・」
成「はいはいはい」
さ「あれ、使ったらいいねん」
成「うん」
さ「ほんだら、お前、このテープ剥げてきたなとか思うやろ?トップコートはね、あのシールを守る」
成「(笑)」
さ「トップコートってすごいよ。あれダメなシールってよく薄くなるぅとか、要するトップコートでもたすねん」
成「うちの会社トップコートって言うんですよ」
さ「知らんがな、そんなの(笑)」
成「そういう意味があったのかも知れない、守るって言う意味があった(笑)」
さ「まぁ守るという意味なのか、輝かす」
成「(笑)そういう意味ですね」
さ「よりキレイに。え〜、それやってるんですよ。だからそういうのに凝らないんだ珍しく、そう若い雰囲気で女の子に人気あって、っていうイメージやねんけど」
成「イヤ、でも携帯だけですかね。メールはあんま好きじゃないんですけど」
さ「解かる。俺もそうやったの。あのぉメールは好きじゃなかったんけども、メールは一生しないつもりやったんやけども、どうしてもメールで来たらメールで送り返す、え〜ことが多くなるから。お〜だから表現には凝るね」
成「あ〜。はいはいはい」
さ「メールの要するに絵文字をどう使うかとか、いうのは凝るからしんどい」
成「面倒くさい、大変ですねでもそれね」
さ「大変大変。要するにあのぉ意味もないことを突然”元気ですか?”って新幹線走らせたり」
成「うんうんうん。あ、俺それしますよ」
さ「したい、それはしたいよね」
成「俺しますよ」
さ「”元気ですか?”ニコニコマークじゃいやじゃない」
成「いやですね」
さ「だからそういう工夫は。”元気ですか?”って新幹線ってすごい元気やんか、あいつ」
成「(笑)」
さ「だって朝の6時にあんなスピードで走るやつ、おらへんよ。寝起きであのスピードやで。あいつは俺、日本で一番元気やなぁ思うてるんですよ、俺の周りでは」
成「(笑)はい」
さ「朝の6時から、ようこんな走りよるなとか思う」
成「(笑)」
さ「は〜〜(ナリは)そういう生活なんやぁ」
成「そうですね」
さ「は〜だからその成宮くんがドラマ、ね、今やってるんでしょ?」
成「そうなんです。スワンの馬鹿というドラマを」
さ「スワンの涙っていうのはどんなやつ?」
成「馬鹿です」
さ「えっ?」
成「スワンの馬鹿。はっははっはっはは(笑)」
さ「(笑)えっ?どういうドラマなの?」
成「あのですね、あのこづかい3万円のあのぉ男たちがですね、結構サラリーマンの人たちってこづかい少ないんすよね」
さ「そうだよ」
成「めっちゃめちゃ」
さ「3万円ぐらい、ほんまにそう」
成「で、まぁその人たちが、まぁ恋愛もあり、あのぉ水面下ではジタバタジタバタしてんだよっていうスワンのようにというような」
さ「あ、そのスワンのバタバタのか。でぇ」
成「ドタバタドタバタと」
さ「そんでスワンの馬鹿」
成「そうです。で、その中で僕はあのぉ、1回の食事で3万円ぐらい使っちゃうぐらいの」
さ「金持ち?」
成「金持ち、ITイケイケ社長」
さ「イケイケ社長、あぁ、な、もうヤな役なんだ?」
成「ヤな役なんです」
さ「あのぉちょっと、これ〜あ、”まいいよ、あのワインおろして”とか言ってるのをその3万円の奴らが見てるんだ、こづかい」
成「そうなんです」

CM

さ「あ、あとは部屋は凝らないのか?」
成「部屋は、結構、なんすか、あのぉ結構」と言って、ソファの言葉が出て来なくてソファを叩く。
さ「ソファ?」
成「ソファとか」
さ「お〜何(笑)」
成「(笑)名前が出て来なかったんです。ソファとか(笑)」
さ「な、60歳かお前は(笑)な、ソファが出て来ないってもうかなり脳溶けてるぞ(笑)」
成「(笑)ソファとか、あと」
さ「(笑)こんなん、なんやったっけ。え〜それやあれやあれ、あ、これあれあれ、いやソファやろ、とか言う」
ナリからソファの言葉が出て来なかったことを改めてマネしてるかのようなさんまさん。
成「(笑)家具とかね、結構」
さ「あ、家具とか凝って」
成「はい」
さ「あ、そういうのはやって、一人暮らしね?もちろん」
成「はい」
さ「ま、今いくつやったけ?成宮くん」
成「25?です」
さ「あ、まだ25かぁ」
成「あ、あとでも弟が一緒に住んでますね、一応」
さ「兄弟で〜」
成「はい兄弟で住んでます」
さ「え仲ええのか?おれ兄弟で住むのイヤやは〜おれ」
成「なんでですか?」
さ「えっおもろい?兄弟で」
成「そんなにまぁ普通っすよ」
さ「だから、はじ、やっと一人暮らししてんから、家族が居てほしくないじゃない」
成「あ〜〜」
さ「あの一人の城を、がええやんか」
成「部屋に入ればいいんですよ。部屋に入っちゃえばもう一人です」
さ「いやでも、隣りに弟がいると思うとイヤやんか」
成「結構ね、あの自分の世界入れます、僕それで」
さ「俺、他人と一緒に住むとすごい散らかされたりすんのが、ええねんけど腹立つ」
成「あぁ俺が散らかしますね」
さ「弟、あ、逆やからええねん」
成「そうですよね」
さ「弟が散らかしたら腹立つぞ〜」
成「確かに」
さ「ほいでシャンプーとか一緒に使ってるんでしょ?」
成「使います」
さ「”あいつ、よう使いよんな、あのアホんだら”」
成「(笑)”リンスだけ余っちゃったじゃんかよう”みたいなね」
さ「そうそう。”お前使い方気ぃつけ〜”とか俺そんなことがイヤやねん、あの仲間と一緒に住むと」
成「ありますね」
さ「こっちは楽しみ楽しみで冷蔵庫に置いてある、あのモノを”今日帰ったら食べるぞ”と思ってパッと開けたら無いと、連れが”あ、それ食べたで”、”お前なんで食べたんやアホ〜”とか言って。そんなことでケンカ”なに怒ってんねん”とか、”買うて来たらええやないかい”とか言うやんか。それがカチンと来よるんすよ」
成「でも確かにある瞬間から、いつもだったら許せるんだけど、ちょっとこうナーバスになったりすると許せなくなる瞬間があるんですよね」と言って指パッチンするナリ。
さ「あんね〜。人と一緒に住むにはね。え〜恋人もそうやし、弟もそうやと思うわ〜。それで彼女とか連れて来たらイヤやろ弟が」
成「いや全然気になんない」
さ「うそ〜」
成「あ、でもねなんか1回、あのぉなんか”お兄ちゃん、○ン○ーム貸して”って言われた時に(笑)ちょっと焦りました(笑)」
さ「お前TVでなにを発表してんの。ね、そんな発表いりません」
成「すいません(笑)ぐらいですかね。それぐらい。でもなんか彼女が来ると嬉しいすよ」
さ「えっ?あ、いい子やとね」
成「そう、あ〜出来たんだ彼女、良かったねぇっていう」
さ「いや、その子がいい子やったらええやんか、その彼女が。なぁ口っちゃけしながら、”成宮?”とか、”兄貴成宮カッコイイじゃん”とか、言う奴も来る恐れがあるやんか」
成「でもなんかやっぱ、こう兄貴がなんか役者やってて、ちょっと人に知られてるっていうの解かってるから、なんかそういうのを見ても動じない友達とか、動じない彼女ばっかりですね」
さ「あ〜まぁ」
成「いい子ばっか」
さ「でも解かるけど、向こうも無理してんねんて。成宮って言いたいけど、”あのアカン、私、弟さんの彼女だから、そんななんかね芸能界の人じゃないけど、ないからもうキャピキャピせんとこうとか思うんじゃないの?キャっキャ」
成「でも、そうかも知んない」
さ「みんな無理かけて無理さしてるよね俺たちってね」
成「そうなんですよね」
さ「芸能界で売れると、周りはね無理、ホントに困らすよね俺たち、え〜。だから内の娘の名言があるようにね”街を歩けばさんまの子供と言われ、お母さんは帰りは遅いし、おばあちゃんは耳が遠いし”これ我が家の名言集。おばあちゃん関係ない」
成「(笑)」
さ「耳が遠いつって」
成「関係ないんですか(笑)」
さ「そ、その時だけ”はっ?”って言わはったらしい。”はっ?”」
成「(笑)」
さ「”聞こえてた”、”耳遠くないやんかぁ”いう話(笑)だから子供たちとか兄弟には迷惑かけてるよね」
成「うん、すごいかけてると思います」
さ「やっぱ”成宮の弟か”言われるだけでイヤやもん弟も」
成「多分ね、いじめられてね、かなり強くなったと思いますよ弟は」
さ「そやろ?」
成「うん」
さ「得することもあるからね、と言うたって、弟も。”あれあの成宮くんの弟さんでしょ?これ食べてください”とか」
成「言われてんのかなぁ?」
さ「ある、それあるあるある。それはあんねん」
成「だったらいいすけどねぇ」
さ「うん。成宮に会わしたろか?言うて女を、と一緒に飲んだりね」
成「そしたらムカつきますね(笑)」
さ「ムカつくけど、それぐらい利用さしたれ」
成「そうすかね(笑)」
さ「もっと迷惑かけてるから」
成「そうですね」
さ「あの、家族には」
成「うん」
さ「お〜。じゃお前もそれからそんな色々すると。あとどんな夢があんねん?」
成「あとね」
さ「和菓子やろ、洋服やろ」
成「多分、ゼロから作るのが、あんま得意じゃないみたいです」
さ「え?何が?」
成「ゼロからなんかを作って行くってのが得意じゃなくて、”こういうものがあるよ。じゃこれを良くして行こうよ”って言う方が得意みたい」
さ「日本人だぁ」
成「ホントですか?」
さ「思いっきりの日本人や」
成「へ〜」
さ「日本人がそれ得意やねん、加工の国やから」
成「あ〜そうかぁ」
さ「モノがあって、それをあの加工してすごいモノを作る」
成「トップコート塗ってみたりとか」
さ「そうそう(笑)ゴミ箱に字書いたり(笑)」
成「玄関がちょっとこう書いたなみたいな(笑)ちょっと塗っちゃったりとかね」
さ「そうそう(笑)あ〜なるほどそれを加工して楽しむのが好きなんだ」
成「はい。そうですね」
さ「色んなモノを」
成「うん」
さ「ほで一人夜な夜な時間、あっという間でしょう?」
成「あっという間です」
さ「あなたも」
成「あっという間ですね。もうなんかもう、一日中家にいて、嵐が来ても気づいてなかったりとか、結構ありますね」
さ「はぁ何かしてて」
成「うん」
さ「はぁ家が好きなんだぁ」
成「家好きですね。外も好きなんですけど」
さ「あ〜もちろんもちろん」
成「こう入ると入っちゃいますね、ずっと」
さ「ほいでこういう(成宮ロール)研究もするわけでしょ?要するに」
成「はい。なんかどのあんこが美味しかったとか、あとはどこどこのケーキ美味しかったとか」
さ「へ〜〜」
成「あと食べに行ったりとかしてます」
さ「一人で?」
成「はい。あ、俺、結構ね一人でメシ食いに行きますよ」
さ「ウソや。俺その勇気ないねん。もの凄く寂しいんじゃないかと思われるのがイヤやない?」
成「関係ないっす。そんなの関係ねぇよ
さ「そんなの(笑)そんなの関係ねぇヤツ(笑)白血球」
成「(笑)違う」
さ「あ、そこ僕、白血球に変えてるんです、もう」
成「(笑)」
さ「もうオッパッピー言うのもう飽きたから俺。白血球か赤血球にしてる」
成「(笑)彼にとっては大事ですからね(笑)」
さ「(笑)彼にとっては大事やから(笑)そんなの関係ねぇけど白血球だけ大事にせぇよって言う、俺からのメッセージ」
成「メッセージ」
さ「あぁなるほど。もうそうしてるんだ」
成「はい」
さ「でも寂しくない?一人で何してるの?待ってる時間とか、あの来る時まで、本読んでんの?」
成「店の人と仲良くなる。で喋るんですよ」
さ「へ〜」
成「で、焼肉とかも一人で行きます」
さ「ウソや」
成「はい。行きません?どうしても食べたいんですよ」
さ「解かるよ。俺も焼肉どうしても食べたいけど一人で焼肉って、もう最悪やんか?あの」
成「そうですよね。解かりますよ。言ってることは解かります」
さ「解かるやろ」
成「解かります解かります」
さ「”焼肉ひとりで来るやつ、よほど寂しいねん”って俺らが見て言うてるからね」
成「友達いない・・・(笑)言ってるんですよね」
さ「友達いない、焼肉は一人でよう行かん」
成「あの、ちょっとサクッと食べたいから一人で、友達誘ったらねちょっとゆっくりしてあげないと悪いから」
さ「あ、早い時間で帰りたいのか」
成「そうです。ワガママなんです、すごく」
さ「あ〜イヤ優しいんねや。友達ふつう誘いたいやんか。”あのぉ来い、今から焼肉食べにに行こう”言って。1時間でサヨナラしても、ええねんけど悪いと思うんだぁ」
成「悪いなぁと思って」
さ「今ずっと話聞いてっけど、お前彼女いないねんなぁ」
成「えっ?」
さ「(笑)なぁ」
成「(笑)なんでわかるんすかぁ(怒)
さ「(笑)」
成「なんで俺が彼女いないとかわかるんすかぁ(怒)(笑)」
さ「お前、振られるバージョン多いやろ?」
成「なんでわかるんすか(怒)
さ「(笑)解かる。お前幸せになれないわ(笑)」
成「でも、なんか、いい友達の方が多いかも」
さ「は〜っ(笑)そやろな(笑)」
引き笑いを2度ほどして・・・
成「笑いすぎですよ。どんだけ引き笑いなんですか。今日いちばんの笑いなんじゃないですか、それ(笑)」
さ「ちょっとお前、遊びに行ったりもしてない感じやな、あの要するにあんまりあの要する飲み屋さんとか」
成「行きますよぉ(怒)
さ「えっ?どういうとこ行くのお前、居酒屋やろどうせ〜」
成「クラブとか」
さ「行くのぉ?」
成「行きますよ」
さ「友達連れて?」
成「行きます」
さ「お姉ちゃんとちゃんと喋れるの?」
成「喋れますよ」
さ「あ、喜ばしてあげたり出来んの?」
成「喜ばせますよ」
さ「その後デートしようっとか言うて電話番号交換したりできるの?」
成「3回目ぐらいに」
さ「3回目?」
成「3回目ぐらい会ったら」
さ「は〜(笑)だから、あぁいうお商売の方やから、別に1日目でええやんか。”あの携帯(番号)教えてください”って言われたら、な、あ〜いう方でも3度目、に教え合いっこと言う。向こうも馬鹿じゃないの思ってるよ」
成「3回目ぐらいですよ」
さ「重いよ、重いよっとホントに」
成「ホントですか」
さ「そういう商売だよ、馬鹿やろうとか」
成「あ〜。あ、そういうお店ですか?」
さ「そうそうだよ」
成「違う、クラブですよ」
さ「えっ?」
成「クラブ。クラブじゃなくて、クラブ
さ「お前気がつくの遅いなぁ」

成「結構喋っちゃったあとで(笑)」
さ「俺が力説してる途中で、違うなって解かったやろ」
成「(笑)いま気づきました、俺。お、お姉ちゃん?お姉ちゃんと」
さ「(笑)クラブ(笑)」
成「クラブ、ってこう矢印がね」
さ「お前クラブ行ってんの?」
成「行きますよ」
さ「踊ってんの?ちゃんと」
成「めちゃめちゃ踊ってますよ」
さ「(笑)おめ、めちゃめちゃ踊ってんの(笑)」
成「(笑)踊るタイプか、結構こうVIPルームみたいなとこで座って飲んでるタイプか?って言うと俺は、踊ってるタイプ」
さ「(笑)は〜っ(笑)は、弾けてんのぉ?」
成「弾けてますね」
さ「(笑)う、一人で?(笑)」
成「一人じゃないですよ〜(怒)(笑)」
で、終わってしまいました。

さんまのまんま公式サイト

放送日:2007/12/7、 REPO:12/10
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