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”伝説のカップル”が帰ってくる!成宮寛貴×小栗旬
ナリ「(隣の小栗をじっと見て)・・・なんだか、今だと、男役と女役、逆じゃない(笑)?」 小栗「うん、おれ、今キレイ系だから(笑)。(成宮の顔をじっと見て)成はヒゲなんか生やしちゃって・・・男になっちゃったよね(笑)。」 ナリ「何回か仕事で脱ぐ機会があったり、役作りで筋トレしていたら、体質が変わって厚くなっちゃったんだよねぇ・・・。どうしようか!?」 小栗「ここまできたら完全に男が演じているっていう感じを強く押し出せばいいんじゃない?」 ナリ「オールメール演劇だから、男が女性役をやっている違和感があってもいいわけだからね。」 小栗「成は本当にキレイだったよ。ラストのウェディング姿は特にすごくキレイだった。ラブシーンは稽古中は照れくさかったけど、本番では毎回キレイだなぁ〜って思ってた。」 ナリ「ラスト、すれ違っていた2人がお互いにやっと一緒にいられる!みたいな場面で、音楽が盛り上がって、気持ちも盛り上がるんだけど、旬は毎回、瞳がうるうるしてて。ピュアな感じがステキだなあって思ってた。この作品って、喜劇とはいっても、変な動きや台詞で笑わせるってことじゃなくて、一生懸命だから笑っちゃうっていうもの。今回も2人の恋愛の素朴さと純粋さを表現したいよね。」 小栗「いま、その純粋さが出るかなあ(笑)。」 ナリ「当時、おれたち21歳だからね。肉体的にも精神的にもオトナっていってもオトナじゃないって感じで・・・。」 小栗「毎回すごく緊張してたんだよね。今度はいい意味でももう少しリラックスしてやりたい。」 ナリ「この3年間で、舞台を何本やった?」 小栗「『偶然の音楽』『間違いの喜劇』『タイタス・アンドロニカス』の3本かな。」 ナリ「ぼくも『マダム・メルヴィル』『KITCHEN』『魔界転生』の3本。『偶然の音楽』は観たよ。」 小栗「埼玉の劇場の芝居は遠いから観に来てくれないんだよね。」 ナリ「そんなことないよ!『間違いの喜劇』は観に行ったよ。」 小栗「ぼくも成の舞台を観に行けていないんだけど・・・(笑)。そうそう、成は『間違いの喜劇』の稽古場に見学に来てくれたね。」 ナリ「あの時、旬、二役やってたよね(双子の兄と弟の二役)。早替えもあって大変そうだなあって思った。」 小栗「あれはマラソンみたいなもので体力的にきつかった。成こそ、『お気に召すまま』では女役と男役の両方やって大変だったでしょう(ロザリンドが男装するという二重構造になっている)。」 ナリ「着替えだけでも大変だった。」 小栗「得たものも大きかったんじゃない?」 ナリ「うん。でも、蜷川さんにせっかくいろいろ技術を教えてもらってもなかなか追いついていかない自分がもどかしかった。今回は3年間分、成長したものを観せられるといいな。」 小栗「ぼくも当時より3倍くらい声が出せると思う。ま、でかけりゃいいってものじゃないけど・・・。」 ナリ「舞台やるのは1年ぶりだけど、間が空くとこわくなるね。」 小栗「おれもこわいよ、1年ぶりだから・・・・・・。舞台ってたて続けにやったほうがいいね。喉の筋肉ってすぐ衰えるから。舞台をやっていると身体的に鍛えられるし、規則正しい生活になるね。」 ナリ「『お気に召すまま』の時のおれはすごく規則正しかった。」 小栗「ずっとホテルに泊まってたよね。」 ナリ「旬は仲間たちと飲みに行ってたけど、おれは全然行かないで、ホテルに帰って台詞を覚えていたなあ。ああ、今年の夏もきっと夏らしいことは何もできないよ(涙)。」 小栗「しょうがないよ。ロザリンド役はおれの2倍大変だもん。」 ナリ「前回も蜷川さんにかなり特訓されたけど、今回はどうなるか・・・・・・。」 小栗「おれも『間違いの喜劇』では特訓されてインフルエンザになったよ。」 ナリ「厳しさのあまり病気になるよね(笑)。」 小栗「でも、叱られるのも案外いいものなんだよね。蜷川さん、パワーあるなって思うし。」 ナリ「ちがうよ、蜷川さん、おれたちのパワーを吸ってるんだよ!(笑)。」 2人の特集の1ページ前には『Off Talk』集として、今月のテーマ「地球最後の日に何をしますか?」という質問にナリが答えてくれてます。 「(地球最後を)止める」・・・僕が地球の終わりを止めてみせます!その時は(小栗)旬も誘います、電話で。ノリのいいやつだから、多分つきあってくれると思います。 発売日:2007/4/27、 BROG:4/28、 REPO:6/22 |