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 Hioki Narimiya
I wanna touch your heart


成宮寛貴
ハートを伝えたい


ドラマ『スワンの馬鹿!〜こづかい3万円の恋〜』でエリートサラリーマン役に挑戦。
今作を通じて伝えたい気持ち


今までにない役柄について「どう演じようか考えると楽しくて仕方ない」と話す彼の表情は無垢な少年のよう。
そして、いわゆる”勝ち組”といわれる(川瀬光充)のライフスタイルとは真逆(?)の成宮くん自身のプライベート話も聞いちゃいました!!

約7ヶ月ぶりの連続ドラマ 若手社長役に


― 東大在学中に起業をして、億単位の財産を築いた(川瀬光充)。
いわゆる”勝ち組”な人物ですが、今回はどのように役作りをしているのですか?

「若くして社長という人の上に立つ人間には、その若さが邪魔になって、自分を偽って大きくみせなければいけないところがあるんじゃないかと思っているんです」

― それは見た目の面で?
「IT企業の人ってラフな服装のイメージを僕は持っているんですが、僕がTシャツにジーパンなんかを着ていると、ただの学生みたいに見えてしまうので、あえてスーツで。
それもかなり高そうな。
スキを見せない(川瀬)を出していきたいです」

― 自分の部下や、大手文房具メーカーに勤める上川隆也さん演じる(諏訪野大輔)との関わり方にも、思うところが?
「そうですね。ドライに接していくのが大事かなとは思っています。
こづかいが月に3万円の(諏訪野)たちに、嫌味なくらい優雅な振る舞いを見せ付けるというか。
100円をすごく大事にしている人の前で、『これ安いよね?』と平気で言ったら、言われた人はものすごく気に障る。
でも、そんな相手の感情には全く気づかない。
そのあたりの、いやらしさを出していければと思ってます。
どこまで出すかは、まだ迷っているところではありますけど・・・・・」

全編に笑える要素があるから、きっと楽しんでもらえると思う
〜共演者・スタッフともすでに信頼関係が〜


― まだ撮影は始まっていません(註:取材はクランクインの2日前)が、共演者の方とお話をされたりは?
「上川さんには、とてもお世話になっています。
人間として好きだなというタイプの方ですね」

― どんなところが?
「人を緊張させない。すごく聞き上手で、みんなを引っ張っていってくれるお兄さんタイプの人。
現場に年上の人がいると、すごく安心します」

― スタッフの方と、コミュニケーションはとれましたか?
「監督の河野圭太さん、小林義則さんとは仕事をしたことがあるので、すごくやりやすそうな予感はあります」

― 監督から要求されたことは?
「現場でって(笑)。案外、台本通りにはならないんじゃないかな。
上川さんを含めアドリブ上手な人が多いんです。
だから、きっちりと決めて臨むのではなく、どうなるんだろう?という化学反応が生まれるための余白を残して現場に行くべきかな、と思っています。
何が起こるのかわからないので、とても楽しみです」

― スタイリストさんや脚本家の方とも役作りについて相談されているとか。
「衣装さんとは、今回のポイントはいかにぎらぎらテカってるかってことだよねと(笑)。
脚本家さんには、横文字を多用したいですと話しました。
例えば『レスポンスは?』とかね!」

こづかい3万円でもやっていけるかな・・・・・!?

― もし、成宮さんのこづかいが3万円だとしたら、どうやりくりします?

「僕はないならないなりに、なんだかんだやりくりできちゃうタイプなんです。
3万円のなかで一番、使うとしたら食費かな。
栄養を摂取するためだけに食事をするのはイヤなんです。
仕事が終わったら、おいしいもの食べたいよ!って。
そこはいつもこだわっています」

― ファッションに一番、お金をかけるのではないんですね。意外です。
「僕、100円のTシャツとか着てますよ。
古着屋さんにもよく行くし。
そんなに頻繁に買い物に行くわけじゃなくて、思いついたときに、まとめてダーッとたくさん買っちゃいますね。
そんなに服にお金をかけないほうかもしれません。
でも、ピンポイントで奮発してるかも。
たとえばベルトとか靴とか」

― 最後に、ドラマの見どころを!
「オフィスを舞台に、恋愛があり、笑いもあり、ちょっと泣けるところもある。
全編に笑える要素がありますから、きっと楽しんでもらえると思います」

― コメディタッチで、エンタメ性があるということですね
「はい。だからこの作品に参加しました。
なるべくライトに仕上げていきたい。
というのは、僕が今、勝手に思っていることですが(笑)」

<別枠>
サラリーマンになったら何がしたい?


「立ち食いそばを食べるなんてどうです?」と成宮くんに聞いてみると、「たまに行きますよ、僕」との返事が!
しかも「天かすをたっぷり入れてもらったり」と屈託なく笑う彼。
勤めるならば、投資会社や海外の広告代理店に興味があるとか。
未知の世界だけど、毎日、違うことをやっていけそうだからなんだそう。
「決まった時間に電車に乗って、決まった仕事をするのはムリ(苦笑)。
でも自分に向いている仕事だったらなんでもいいかな」


スワンの馬鹿公式サイト

発売日:2007/10/4、 REPO:10/24
※記事内の文章・画像等の無断転載、無断加工等を禁じます。


    




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